スーツの豆知識(第3話)【ネクタイの歴史】 [スーツの豆知識]
皆さんこんにちは!
bianco Brioni(ビアンコブリオーニ)専門店"Brioni Maestro" 店長の内海です。
今回は、スーツの豆知識 第3話です。
第2話に続いて、テーマはネクタイです。
今日は、ネクタイの歴史についてご紹介いたします。
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↑ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これがクラヴァット↑
ネクタイの原型である「クラヴァット」を広く世に伝えたのは、
17世紀のフランス国王、ルイ13世であると言われています。
当時フランス軍を率いていたルイ13世は、戦に備えて援軍を整えるため、
クロアチアから傭兵を招き入れます。
その際、訪れたクロアチア兵はみな首元にスカーフを巻いていたとか。
スカーフを気に召したルイ13世は、家来からこの巻き物の正体が「クラヴァット」のことを聞き、
自らの兵士にもつけさせるようになったとか。
ちなみに、クラヴァットというのは、本当の名前ではなく、
家来とルイ13世のやりとりのずれから、偶然そうなってしまったという言い伝えがあります。
******↓以下、回想シーン↓********************************
~ルイ13世、招聘したクロアチア兵のスカーフを気に入り、家来にその正体を問う。~
ル「家来よ、あれ(クロアチア兵がしている巻き物)は何か?」
~家来、クロアチア兵の到着について聞かれたと思いながら回答~
家「あれ(クロアチア兵)は、クロアチア兵【フランス語でクロアト(croate)】でございます」
~ルイ13世、クロアトを聞き間違え、巻き物の名称を知ったとテンション上がる~
ル「なるほど、あれ(巻き物)をクラヴァット(cravate)というのか!!素敵やん。うちの家来にも着けさせよう」
************************************************************
以降、後の国王、ルイ14世が、戦場以外にも宮廷人の間でこのクラヴァットを広めたそうです。
首元のクラヴァットは決まりの多かった正装の中で唯一、個性を出せるアイテムで、
おのおのに、オシャレと気品ある格好を楽しんだとか。
その後、ネクタイはヨーロッパ中に広まっていき、世界中で流行していきます。
以来、時代と共に形を変え、1890年には現在の剣の形をしたネクタイへとなったそうです。
日本に初めてネクタイが渡って来たのは18世紀の中頃、
日米和親条約の締結に尽力し、その後、通訳や教師をしていた「ジョン万次郎」が、
日本に帰国した際に、渡来したと言われています。
ちなみに、ネクタイのルーツとしては2世紀ごろ、
ローマ兵士たちが防寒のために首に巻いたウールの布であると言われています。
この布は「フォーカル」と呼ばれ、兵士の妻・恋人が、愛する兵士の無事を込めた"お守り"として、
考えられていたそうです。
私たちが普段なにげなく着けているネクタイ、
その起源をたどるのに、2000年近くも時が遡ることを考えると、なんだか感慨深いものですね。
【こちらの記事も人気です】
・bianco Brioni(ビアンコブリオーニ)専門店 "Brioni Maestro"誕生Story ~3067文字に込めた想い~
・biancoBrioni(ビアンコブリオーニ)スーツ セール情報 【2014年11月5日版】
biancoBrioni専門店~Brioni Maestro~
ショップURL: http://www.shop-online.jp/biancobrioni/
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bianco Brioni(ビアンコブリオーニ)専門店"Brioni Maestro" 店長の内海です。
今回は、スーツの豆知識 第3話です。
第2話に続いて、テーマはネクタイです。
今日は、ネクタイの歴史についてご紹介いたします。
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ネクタイの原型は「クラヴァット」、広く伝えたのはルイ13世
↑ご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これがクラヴァット↑
ネクタイの原型である「クラヴァット」を広く世に伝えたのは、
17世紀のフランス国王、ルイ13世であると言われています。
当時フランス軍を率いていたルイ13世は、戦に備えて援軍を整えるため、
クロアチアから傭兵を招き入れます。
その際、訪れたクロアチア兵はみな首元にスカーフを巻いていたとか。
スカーフを気に召したルイ13世は、家来からこの巻き物の正体が「クラヴァット」のことを聞き、
自らの兵士にもつけさせるようになったとか。
ちなみに、クラヴァットというのは、本当の名前ではなく、
家来とルイ13世のやりとりのずれから、偶然そうなってしまったという言い伝えがあります。
******↓以下、回想シーン↓********************************
~ルイ13世、招聘したクロアチア兵のスカーフを気に入り、家来にその正体を問う。~
ル「家来よ、あれ(クロアチア兵がしている巻き物)は何か?」
~家来、クロアチア兵の到着について聞かれたと思いながら回答~
家「あれ(クロアチア兵)は、クロアチア兵【フランス語でクロアト(croate)】でございます」
~ルイ13世、クロアトを聞き間違え、巻き物の名称を知ったとテンション上がる~
ル「なるほど、あれ(巻き物)をクラヴァット(cravate)というのか!!素敵やん。うちの家来にも着けさせよう」
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以降、後の国王、ルイ14世が、戦場以外にも宮廷人の間でこのクラヴァットを広めたそうです。
首元のクラヴァットは決まりの多かった正装の中で唯一、個性を出せるアイテムで、
おのおのに、オシャレと気品ある格好を楽しんだとか。
その後、ネクタイはヨーロッパ中に広まっていき、世界中で流行していきます。
以来、時代と共に形を変え、1890年には現在の剣の形をしたネクタイへとなったそうです。
日本に初めてネクタイが渡って来たのは18世紀の中頃、
日米和親条約の締結に尽力し、その後、通訳や教師をしていた「ジョン万次郎」が、
日本に帰国した際に、渡来したと言われています。
ちなみに、ネクタイのルーツとしては2世紀ごろ、
ローマ兵士たちが防寒のために首に巻いたウールの布であると言われています。
この布は「フォーカル」と呼ばれ、兵士の妻・恋人が、愛する兵士の無事を込めた"お守り"として、
考えられていたそうです。
私たちが普段なにげなく着けているネクタイ、
その起源をたどるのに、2000年近くも時が遡ることを考えると、なんだか感慨深いものですね。
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biancoBrioni専門店~Brioni Maestro~
ショップURL: http://www.shop-online.jp/biancobrioni/
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2014-11-18 21:00
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